NICA INVITATION 2015 Spring
『GAROROMANCE 2015』~ unevision de cet cho qui résonne en moi ~
『ガロロマンス 2 0 1 5 』 ~ 体の中でずっと鳴る音~

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greeting
NICA INVITATION ~ 芸術や文化の分野でイノベーティブな活動をするチームやクリエーターをNICAに招待して実施するプロジェクト。
その初回として、福岡と東京で若手作家の発掘と紹介を続ける、キュレーターの鶴田正人ひきいる Wooly Arts による企画を開催します。
アジアレベルでローカル間の文化が多重に広がる厚みのある時代、それぞれの都市で活躍する才能の厚みに光にあてることが重要となっています。
本企画において、佐賀から輩出し九州のコミュニティから育まれた若き才能・田代敏朗と、グローバルにつながる同世代との表現の共創をこの場で対峙することにより、わたしたちはTOKYOだけではみえてこなかった新たな世界の広がりを感じることになるでしょう。
(担当企画委員 岡田智博)

 

 information

『GARO ROMANCE 2015』
~ unevision de cet écho qui résonne en moi ~
『ガロロマンス 2 0 1 5 』 ~ 体の中でずっと鳴る音~


会 期 | 5 / 1 (金) – 5 / 2 4 (日) 1 1 : 0 0 ~ 1 8 : 0 0
(最終日のみ 1 7 : 0 0 まで・会期中無休)
オープニングレセプション | 4 / 3 0 (木) 1 8 : 0 0 ~
(田代敏朗、S a b r i n a H o r a k 参加)
ライブペインティングイベント | 5 / 1 5 (金) 1 8 : 0 0 ~
(田代敏朗、S a b r i n a H o r a k 参加)
入 場 | 無 料
info | h t t p : / / w o o l y – w e b . c o m
curation by | WOOLY ARTS

地政学と宗教が地球にプログラムした危機の時代、
アート言語 (GARO ROMANCE) として同時発生するコンテンポラリーアートが
必然と偶然にセントラルイースト NICA から発信される。

現代は奇妙な文明に生きている。
現代人の理性と魂は恐怖や人工的なものばかりで一杯になっており、そのせいで美に気
付かないことさえある。世界が抱えている災厄の元凶はこの恐怖であり、真実と直に向き
合える視野の欠乏である。(中略)
偉大な芸術家はすべて、家族や国家や民族から自分を切り離そうとするものだ。
彼らは、愛国心や郷土愛に縛られない『普遍的存在』であり、世界のどこにでも同胞を
見出す。伝える手段が絵画や音楽であれ、言葉や形体であれ、そういう人は世界全体に
認められ、そして、受け入れられる。[ 『アートスピリット』ロバート・ヘンライ より
1 9 2 3 年 ]
今 2 0 1 5 年、キースへリング、デヴィッドリンチら世界中の多くの若者を芸術の道に導
いた 偉大なアートの伝道師のメッセージが、また 3 人のアーティストをここセントラル
イーストの新たな中心 NICA に誘き寄せた。
N o r i k o T a k e m o r i は、ロンドンから サブリナホラックはオーストリアから、そして
田代敏朗は九州から京都を経由して、同胞たちは集い、自由と美を、まさに音楽のように
ガロマンスのアート言語を合唱する。ここでは文明は奇妙でも 少しだけ明るい。

2 0 世紀初頭、ひとつの大きな芸術潮流だった形而上絵画の画家ジョルジョ・デ・キリ
コは、1 8 8 8 年アテネで生まれミュンヘンで教育を受けながら、真の故郷イタリアに戻っ
てから、イタリア芸術のその後を決定づける偉大な功績を残しました。
アンディ・ウォーホルは、デ・キリコに影響を受け、リプロダクション『反復』の手法
を見出しと言われています。マルセル・デュシャンはデ・キリコを、ペインティングの
中にオブジェを描く( p e i n d r e ) のでなく展示する画家と称しました。そんな世紀の天
才たちも絶讃するデ・キリコも世間からは、その過激さと先進性故に、 バッドペインティ
ングと位置づける中、あのMOMA が、彼の初期作品をグッドペインティングと認め、
「E a r l y C h i r i c o 」として認定しコレクションしたのです。
2 0 1 4 年1 1 月初旬、少年時代に佐賀、青年時代は福岡で過ごした田代敏朗は、福岡空
港に羽田便から降り立った瞬間、『 戻ってきたって感じがします』と語り、ひよ子ギャ
ラリーに書下ろしの作品を運んで来ました。創業以来 1 0 0 年を過ぎても 変わること
なく、愛されるひよ子のデザインは、日本一有名な意匠でありアートそのものです。昨
年オープンしたひよ子ギャラリーは、MOMA のように、日本とアジアの未来派として、
田代敏朗を故郷に呼び戻し、グッドペインティングとして称讃し、大きな未来とチャン
スを与えたのです。


大阪芸術大学映像学科。1980 年 佐賀県生まれ。佐賀県展洋画の部において史上最年少16 歳で首席(県知事賞、山口亮一賞)受賞を皮切りに、数々のアワードにおいて受賞。上野の森美術館大賞展(2010)、トーキョーワンダーウォール(2011)、トーキョーワンダーシード(2012)。主な展示に六本木ヒルズ森アーツセンター「ARTIST BY ARTIST」(2003)、京都建仁寺「現世美術館展」(2006, 2008)等。2014 年秋 ひよこ本舗の新商品でのコラボレーションに抜擢、注目を浴びる。

http://www.toshiakitashiro.com

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サブリナ・ホーラクは1983年オーストリア生まれ、2007 年ウィーン美術アカデミー卒業。ウィーンでアーティストとして活動した後、2013年から日本へ拠点を移す。現在は東京藝術大学美術研究科油絵専攻在籍中。都市社会が造り出す人工楽園「PARADISE」と、そこに存在する群集との関係性をテーマに絵画と彫刻の要素を併せもった作品を制作。アクアリゾート施設やスパリゾート地で寛ぐありのままの人間の姿・形を連続的に縒り合せ構成されたシンメトリックで「曼荼羅」のような精密なフォルムを板から切り出し、その上に輝くような色彩と明暗で人々を描き出す。

http://www.sabrina-horak.com

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竹森規子。ロンドン在住。イギリスのセントラルセイントマーティン大学を卒業し、それからドローイングや落書き、版画にと毎日手を動かしている。英国最大手流通 HABITA 社の新ブランドに日本人として初めて抜擢され、NORIKO TAKEMORI 名義のプロダクトシリーズを展開。「色んなコミュニケーションの方法がある中で、私は手を使って何かを伝える事の力を信じてます。手書きにこだわるのも、それが口下手な私にとって自分の言葉を伝える最良の方法だと信じているからです。」

http://www.konorip.com/

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